マイクロプラスチックの海🌊

2020/07/01には、使い捨てプラスチック削減を目指してコンビニやスーパーなど全国の小売店で、レジ袋の有料化が義務づけられます。気候危機の原因となる二酸化炭素を排出する化石燃料を減らすことは重要ですが、一方で、海を汚している、このマイクロプラスチック問題も深刻です。 世界経済フォーラム(ダボス会議)は2016年、少なくとも世界で年800万トンのプラスチックが海に流出しているとの推計を示しています。

 最近では、アジア諸国の浜辺に打ち上げられたクジラの体内からは大量のプラスチックごみが見つかる例が相次いでいます。魚や海鳥の体内からマイクロプラスチックが検出されることもあります。

人間も含め、生きものへの長期的な影響についてはまだ明らかになっていない部分も多いですが、マイクロプラスチックが有害物質を吸着して魚介類に取り込まれ、食物連鎖で人間を含む多くの動物に悪影響を及ぼすことが懸念されています。

日本は、1人当たりの使い捨てプラごみ排出量が米国に次いで多いです。コロナによって、マイバックやマイボトルの使用が控えられることもあり、思うように使用量が減っていないことがあるようです。今後、レジ袋の有料化を機に、この問題も改善されていくことを期待します。自分もプラごみを極力出さないライフ・スタイルを模索していこうと思いました。